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プロコフィエフのピアノ協奏曲(2026年4月3日、4月8日)


乾将万 × 塚本芙美香



2台ピアノ・デュオ・リサイタル

プロコフィエフ《ピアノ協奏曲第3番》ほか

(2026年4月公演)


2台ピアノによるダイナミックなサウンドで、20世紀屈指の名作・プロコフィエフ《ピアノ協奏曲第3番》を中心にお届けする特別公演。ソロとは異なるオーケストラ・リダクション版の迫力と、デュオならではの精緻なアンサンブルを体感いただけるプログラムです。


本公演は 枚方公演(4/3) に加えて、

兵庫公演(4/8) も開催いたします。




■ 公演情報




【大阪・枚方公演】



2026年4月3日(金)14:30開演(14:00開場)

会場:枚方市総合文化芸術センター

   ひらしんイベントホール

入場料:1,000円(全席自由)

主催:INUI MUSIC SALON

お問い合わせ:080-4761-6820



【兵庫・西宮公演】



2026年4月8日(水)11:00開演(10:30開場)

会場:兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール

入場料:1,000円(全席自由)

※内容は枚方公演と同一プログラム予定




■ プログラム



  • S.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 op.26 ハ長調(2台ピアノ版)

  • S.ラフマニノフ:《パガニーニの主題による狂詩曲》より第18変奏 ほか





曲目解説




■ プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 op.26(2台ピアノ版)



1921年に完成したプロコフィエフの代表作で、技巧・構築力・ユーモア・透明感が高次元で融合した名協奏曲。

原曲はピアノと大規模オーケストラのために書かれていますが、2台ピアノ版では ピアノ協奏曲の構造をより明晰に聴き取ることができる 特徴があります。


第1楽章は繊細な序奏から一転して緊張感のある推進力を持ち、続く第2楽章は「変奏曲形式」で、軽妙なスケルツォから重厚な変奏まで多様な表情を展開。第3楽章は明快なリズムと鋭いアクセントが特徴で、最後まで勢いを失わないまま輝かしい終結へ向かいます。

2台ピアノ版は、オーケストレーションの密度をピアノの打鍵で再現する高い難度と、デュオとしての呼吸の精度が求められます。



■ ラフマニノフ:《パガニーニの主題による狂詩曲》より第18変奏



“ラフマニノフの旋律美”として最も知られる変奏。

パガニーニの主題を「音程反転」し、それを豊かな和声進行に乗せて歌わせた構造は学術的にも精巧で、同時に情感豊かで映画音楽のような高揚感を持ちます。

2台ピアノで演奏される際には、左右の響きの重なりがより透明に浮かび上がり、原曲のオーケストラ版とは違う親密な魅力を楽しめます。

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