top of page

8/30(日)傑作の森 Vol.6|堀江牧生&乾 将万―フランスとハンガリーをめぐるチェロ

傑作の森 Vol.6の第2日目は、20世紀フランスの鮮烈な音色、フランクの大きな歌、そしてハンガリーの熱狂へ。チェロとピアノが持つ色彩と技巧を、まったく異なる三つの作品で味わいます。


【公演情報】

日時:2026年8月30日(日)10:30開演

会場:高槻城公園芸術文化劇場 太陽ファルマテックホール

出演:堀江牧生(チェロ)、乾 将万(ピアノ)

入場料:1,500円(全席自由)

※就学前のお子様はご入場いただけません。


【プログラム】

クロード・ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 L.135

セザール・フランク:チェロ・ソナタ イ長調

ダーヴィト・ポッパー:ハンガリー狂詩曲 op.68


【作品をより楽しむために】

ドビュッシーのチェロ・ソナタは1915年、晩年の作曲家が構想した「さまざまな楽器のための6つのソナタ」の第1作として書かれました。全3楽章は「プロローグ」「セレナード」「フィナーレ」。古いフランス音楽への敬意を持ちながら、全音音階や多彩な奏法、鋭いリズムによって、短い時間の中に予測できない表情を次々と現します。


チェロには、弓で弾く音とピチカート、硬質な響きとささやきが同居します。ピアノも単なる伴奏ではなく、舞台の照明を瞬時に変えるように音色を切り替えます。輪郭のくっきりした音と余白の静けさ、その両方が聴きどころです。


フランクのイ長調ソナタは1886年、もとはヴァイオリンとピアノのために作曲された作品です。今日広く演奏されるチェロ版は、同時代の名チェリスト、ジュール・デルサールによる編曲。各楽章の主題が姿を変えながら回帰する「循環形式」によって、全曲が一つの大きな物語として結ばれています。


夢見るような第1楽章、激しく突き進む第2楽章、自由な語り口の幻想曲を経て、終楽章ではチェロとピアノがカノンで主題を分かち合います。濃厚な和声のうねりと、最後にたどり着く晴れやかな光が魅力です。


ポッパーの《ハンガリー狂詩曲》op.68は、名チェリストでもあった作曲家の技巧と舞台感覚が凝縮された華麗なショーピースです。哀愁を帯びたゆっくりした部分と、舞曲風の急速な部分が交替し、チェロは高音域、重音、跳躍、細かなパッセージを自在に駆け巡ります。


ドビュッシーの透明な革新、フランクのロマンティックな構築、ポッパーの燃える技巧。チェロという一つの楽器が見せる三つの顔を、ぜひ会場でお楽しみください。


【ご予約・お問い合わせ】

INUI MUSIC SALON

TEL:080-4761-6820

コメント


bottom of page