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7/2は2公演開催!連弾と2台ピアノで巡るウィーン音楽の精華——2025年7月2日、神戸女学院小ホールにて

ウィーン——それは音楽史において、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、そしてブラームスが活躍した都市。

2025年7月2日(水)、兵庫県立芸術文化センター・神戸女学院小ホールでは、そんなウィーンの豊饒な伝統を紐解く、一日完結の特別なデュオ企画が開催されます。


出演は、乾将万と黒岩航紀、2人の実力派ピアニスト。午前は1台ピアノ4手連弾による古典〜ロマン派の名作、午後は2台ピアノによる重厚なブラームスの世界へと誘います。




🌅【午前公演】11:00開演(10:30開場)




《連弾で巡るウィーンの名作たち》



【プログラム】


  • モーツァルト:四手のためのソナタ K.381

  • シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D.940

  • ベートーヴェン:交響曲第7番 第1楽章(連弾版)



連弾というスタイルは、19世紀ヨーロッパの家庭において重要な音楽実践の手段でした。

本公演では、1台のピアノを2人で奏でるという限られた物理的空間の中で、いかに色彩や構造を生み出すかという創造力が試されます。


  • モーツァルトのソナタでは、明朗な古典的均衡と遊び心。

  • シューベルトの幻想曲では、詩情と構築美の融合が感じられる真の傑作。

  • そしてベートーヴェン交響曲第7番のアレンジ版では、あの「舞踏の神」たるリズムのうねりが、連弾という形で再構築されます。



🎟 入場無料(要予約・カンパ歓迎)

📍午前公演は特にクラシック初心者やご家族連れにもおすすめのプログラムです。




🎹【午後公演】14:00開演(13:30開場)




《ブラームス ピアノ・デュオ・リサイタル》



【メインプログラム】


  • ブラームス:2台のピアノのためのソナタ ヘ短調 op.34b ほか



午後は一転して、ブラームスの精神性と構築美が凝縮された重厚な世界へ。

もともと弦楽五重奏として構想されたこの作品は、弦楽四重奏としても完成されたのち、ブラームス自身が2台ピアノ用に再構成した異例の経緯を持つ作品です。


二人のピアニストが独立した楽器を用い、交差し、対話し、ぶつかり合い、調和する。

ピアノという打弦楽器でありながら、時にオーケストラを思わせる音響空間が広がります。

その豊穣さと緊張感、そして叙情の流れは、真に音楽に浸るための90分として刻まれるでしょう。


🎟 入場料:2,500円(全席自由)|6月1日発売開始

📞 チケット予約:芸術文化センター 0798-68-0255/INUI MUSIC SALON 080-4761-6820




◇ 同日開催の醍醐味



午前・午後で連弾と2台ピアノという異なる鍵盤二重奏の形態を一日で体験できる本企画。

ウィーンという音楽都市の時代的広がりと、ピアノ音楽の進化を一望するまたとない機会です。


すべてのクラシックファン、鍵盤楽器を学ぶ学生、芸術に真摯なまなざしを向けるあなたに贈る、1日完結の音楽巡礼

どうぞお聴き逃しなく。




公演情報まとめ



📍会場:兵庫県立芸術文化センター・神戸女学院小ホール

📅 2025年7月2日(水)

☀️ 午前公演《連弾で巡るウィーンの名作たち》11:00開演(入場無料)

🌇 午後公演《ブラームス ピアノ・デュオ・リサイタル》14:00開演(入場料 2,500円)


📞 チケット・お問合せ:

INUI MUSIC SALON 080-4761-6820

🎫 芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255




 
 
 

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