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4/3、4/8「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番」


公演概要



公演名:乾将万&塚本芙美香 2台ピアノ・デュオ・リサイタル

主要作品:プロコフィエフ《ピアノ協奏曲第3番》



① 4月3日(金)



14:30開演(14:00開場)

枚方市総合文化芸術センター ひらしんイベントホール

入場料:1,000円(全席自由・未就学児入場不可)



② 4月8日(水)



11:00開演(10:30開場)

兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール

入場料:1,000円(全席自由・未就学児入場不可)


主催:INUI MUSIC SALON


本公演はオーケストラ作品を2台ピアノ版で演奏する形式であり、協奏曲の構造をより明晰に提示する室内的アプローチが特徴である。




演奏予定作品と聴きどころ



セルゲイ・プロコフィエフ《ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 作品26》は、1921年に完成した代表作であり、20世紀前半の協奏曲レパートリーの中でも特に演奏機会の多い作品である。古典的明快さと鋭利なリズム感、そしてプロコフィエフ特有の皮肉と叙情が交錯する点が特徴である。


第1楽章はクラリネットによる静かな主題提示に始まり、ピアノが軽快かつ機知に富んだパッセージで応答する。透明な和声の中に不協和的な緊張が織り込まれ、推進力のあるリズムが全体を支配する。2台ピアノ版では、オーケストラ声部が明瞭に再現されることで、対位的構造がより聴き取りやすくなる。


第2楽章は主題と5つの変奏から成る。各変奏は性格が大きく異なり、軽妙なスケルツォ的部分、機械的リズムを強調する部分、そして抒情的で内省的な部分が連続する。音色とタッチの切り替えが演奏上の核心となる。


終楽章は急速なテンポで開始され、鋭いアクセントと跳躍的書法が展開される。モーターリズムと歌謡的旋律が交錯し、最後は華やかな終結へと至る。2台ピアノ版では、打楽器的効果や弦楽的持続音をどのように鍵盤上で再構築するかが聴きどころである。


併せて演奏予定のラフマニノフ《パガニーニの主題による狂詩曲》より第18変奏は、原曲変奏曲中もっとも有名な部分である。反転された主題に基づく甘美な旋律が広がり、豊かな和声進行がロマン的叙情を形成する。プロコフィエフの鋭利な語法との対比によって、20世紀ロシア音楽の多様性が際立つ構成となっている。


 
 
 

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コメント


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