「苦手意識が多いリズムを克服する鍵はメトロノームの正しい使い方にあり!」
背景や基礎知識
• リズム感とは?
拍子(4拍子、3拍子など)を安定して感じ取り、一定のテンポをキープしながら演奏する力。
• メトロノームの役割
・客観的な時間の基準を与えてくれる。
・うまく活用すれば、自分の“ずれ”を正確に認識し修正可能になる。
具体的な練習法・手順
1. テンポを数字で把握
• まず、譜面に指定されたテンポ(例:♩=60や♩=80など)をメトロノームで確認。どれくらいの速さかを身体で感じる。
2. 手拍子から始める
• いきなりピアノを弾かず、メトロノームの音に合わせて手拍子や足踏みをして、拍子感を掴む。
3. パート別に合わせる
• 右手だけ、左手だけ、両手と段階を踏んでメトロノームに合わせる。最初はゆっくりテンポから。
4. 加速トレーニング
• 慣れてきたら徐々にテンポを上げていく(♩=60→♩=70→♩=80…)。段階的に速度を変えることで、柔軟なリズム感を育む。
まとめ
メトロノームはただ“カチカチ”鳴らすだけではなく、リズムの基準として多角的に活用できます。地道な活用が“テンポがぶれない演奏”を育む近道です。
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