top of page

ブログdeレッスン③「ピアノ演奏を始めるうえで欠かせない“指番号”について、役割や決まりごとを知ろう」

執筆者の写真: 乾 将万(Inui Masakazu)乾 将万(Inui Masakazu)

背景や基礎知識

指番号とは?

ピアノ譜面には、右手と左手それぞれの指に1〜5の番号が割り振られます。右手は親指が1、人差し指が2、中指が3、薬指が4、小指が5。左手も同様です。

なぜ指番号が重要?

・正しい指使いを身につけることで、無理なくスムーズな演奏ができる。

・スケールやアルペジオ、さまざまな曲を効率よく練習するための基本指針となる。

・慣れないうちは楽譜を読むだけでも大変だが、指番号があることでスムーズに鍵盤を押さえる目安になる。


具体的な練習法・手順

1. 手首から脱力する

• 指番号どおりに弾く際、手首や腕に力が入ると指を動かしにくい。まずはリラックスした姿勢を意識。

2. ゆっくりと確認弾き

• 簡単な曲やスケール練習を行い、指番号を意識しつつ「指を入れ替えるタイミング」を頭と身体で覚える。

3. 指番号を書き込む

• 初心者のうちは、譜面に指番号をある程度書き込んでおくと便利。慣れてきたら暗記や臨機応変な変更も習得していく。


まとめ


指番号はピアノ演奏の土台となる大切な要素。正しい指使いを習慣づけると、曲の難易度が上がってきても対応しやすくなります。焦らず、まずはゆっくりと「指番号どおりに弾く感覚」を身につけていきましょう。

 
 
 

最新記事

すべて表示

【試演会を開催しました!】

昨日、2月9日(日)の午前中、 枚方市総合文化芸術センター・ひらしんイベントホール にて、 試演会 を開催しました! これは、本番の発表会とは別に、より気軽に演奏を試す機会を作りたいという思いから始めたもので、 塚本ピアノ教室 と イヌイミュージックサロン...

ブログdeレッスン【特別編】「初見(視奏)に強くなる!」

1. 初見に強くなるための基本的な考え方 1. 視覚情報の瞬時処理 • 楽譜を見た瞬間に「音名・リズム・指番号・和音構成」などを脳内で処理できる必要があります。 • 初心者ほど「一音ずつ丁寧に読む」段階ですが、徐々に「塊(かたまり)として見る」イメージに移行していくとスピー...

ブログdeレッスン21「テンポの変化を自然に行う練習」

「リタルダンドやアッチェレランドなど、テンポ変化をスムーズに取り入れて演奏に立体感を与えよう」 背景や基礎知識 • 主なテンポ変化 ・リタルダンド(rit.):徐々に遅くする ・アッチェレランド(accel.):徐々に速くする...

Comments


bottom of page